開催情報

開催方法
:集合
開催日時
:2026年02月26日~2026年02月26日
セミナーコード
:600039-2602
セミナー名
:製造現場の課題解決のためのDX推進講座 ―日産自動車の事例に学ぶ“製造現場で活きるDX”イノベーション―
カテゴリ
:改善・解析手法
関連ワード
:実例紹介、計画保全、AI/IoT
対 象
:基礎知識を習得したい方 
料 金
:44,000 円/66,000 円(会員/一般 税込み)

開催概要

 

講座の狙い
製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は、生産性向上や人財育成、設備保全の高度化など、多様な課題解決の鍵となっています。しかしながら、成功例の裏には数多くの試行錯誤があり、現場定着や人財育成の壁も存在します。

本セミナーでは、現場発信でDXに取り組む製造業企業の事例を共有し、成功・失敗両面から実践知を学ぶことで、参加者各社の今後のDX推進のヒントとすることを目的とします。

実際に取り組まれたお二人から多面的に学んでいただける構成にしています。
モノづくり(クルマの開発や生産設備、工場)で導入されている “IoT, AI, DX技術“を基に受講者が自社や自組織で活用できるモノづくりDX技術の導入事例を紹介します。

単なる知識の詰め込みではなく、「自ら課題を発見し、デジタル技術を使って解決に導く」DX人財を育成することを狙いとし、自社や自組織に対し、DXの実践的な展開ができる 一助となることを目的としています。
対象者
・製造業の管理職の方
・製造業のDX推進担当
・生産技術担当
・設備保全担当
・DX推進するうえで課題を抱えている方
・改善推進者 など
困りごと・効果

●現在の困りごと
・業務のDX推進を任されたが、どう進めればいいか進め方がわからない
・他部門との連携・調整・合意形成がうまくいかず、プロジェクトが進まない
・製造現場や設備保全にフィットするDXがどのようなものかわからない
などの製造現場のDXに関するお困りごとに対し、効果が期待できます。

●期待される効果
・データ活用
・業務効率向上
・設備復旧支援
・品質保証
・作業編成最適化
などに関する様々な事例を二人の経験豊富な専門講師が講義します!
だから、製造現場で活きるDX事例がこの講座で多面的に学ぶことができます!

 
プログラム

●日程・時間
 2026年2月26日(木) 10:00~17:00

●講座のプログラム概要

・はじめに
・日産自動車のモノづくりDXのコンセプト
・自動車の生産事業動向と生産工場が向かう先
・日産保全技術の狙いと取り巻く環境
・生産領域DXの事例紹介(自動車生産におけるDX事例)
 →Nissan Intelligent Factory (NIF)についての事例
    業務効率に向けたデジタル化の取組みの事例
    品質保証システムの事例
    データ活用事例の事例
    量子コンピュータの活用の事例


・設備保全DXの事例紹介
 →復旧支援の事例         リモートメンテナンス・エキスパートシステム
   予知予防保全の事例     設備診断技術・寿命予測技術の開発
   技能育成サポートの事例    故障訓練シミュレータ・VRトレーニング
   管理業務の効率化の事例   設備稼働管理・保全情報管理システム
   設備信頼性作り込みの事例 保全のノウハウを活かし設備設計へ貢献

・デジタル活用の失敗例と気づき

・まとめ・質疑応答

料金・定員
●料金
 44,000 円(会員価格)
 66,000 円(一般価格)

●定員
 25名
会場
アクセス
日本プラントメンテナンス協会 研修室
東京都千代田区神田神保町3-3 神保町SFⅢビル5 階
講師
 
●講師名
日産自動車株式会社
生産技術研究開発センター エキスパートリーダー
博士(工学)
守屋 岳志 氏
 
●講師経歴
入社以来、CAE、AI、数理最適化、CAMといったデジタル技術を駆使し、クルマづくりの技術革新を一貫して推進。
プレス成形シミュレーションから車両性能設計、金型製作システム開発に至るまで、幅広い専門性と成果を発揮。
近年はBigdata・IoT・AIを積極的に活用し、生産技術全体の革新を牽引されている。
日々、専門技術領域の強化と深化に取り組まれている。
 
●講師名
日産自動車株式会社
プラント・メンテナンスエンジニアリング部 
設備信頼性技術G エキスパートリーダー
萩原 敬二 氏
 
●講師経歴
1991年入社以来、自動車製造における生産技術、設備開発、品質管理と多岐にわたる経験を積む。
特に近年は、プラントメンテナンスエンジニアリング部にて、予知予防保全の専門家として、ICTで人と設備を高度に融合させ、スマート保全の実現化で手腕を発揮し、設備の安定稼働と生産性向上に貢献。
日々、専門技術領域の強化と深化に取り組まれている。

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