設備管理全国大会
●2025年3月6日(木)~7日(金)
第63回 設備管理全国大会
発表は浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス内の2会場にて2日間にわたり開催されます。
プログラムは1日目、2日目とそれぞれの会場(2階HULIC HALL/3階CONFERENCEの ROOM 0)の4つに分けてご案内をしております。
プログラム
● 2025年3月6日(木)〜7日(金)
第63回 設備管理全国大会
- 【1日目】3月6日 2階 HULIC HALL
- 【1日目】3月6日 3階 CONFERENCE ROOM 0
- 【2日目】3月7日 2階 HULIC HALL
- 【2日目】3月7日 3階 CONFERENCE ROOM 0
10:00~10:15
開会のあいさつ
10:15~11:05設備の管理方法・基準の見直し/設備の管理方法・基準の見直し/予防保全・予知保全
激変する時代のsmart保全
設備管理全国大会 副委員長
富士フイルムエンジニアリング株式会社
足柄本社 エンジニアリング事業部
テクニカルアドバイザー
吉田 信行 氏
写真フィルムという主力製品の喪失で、廃業の危機に見舞われた富士フイルムは、新たな成長戦略で第二の創業を進めている。保全もこれに合わせて、安定稼働を維持しながらコスト削減を強力に推進すべく、それまでの体力勝負の予防保全から、最新の技術を活用した、合理的で賢いsmartな保全へ転換した事例を紹介する。
富士フイルムエンジニアリング株式会社
足柄本社 エンジニアリング事業部
テクニカルアドバイザー
吉田 信行 氏
写真フィルムという主力製品の喪失で、廃業の危機に見舞われた富士フイルムは、新たな成長戦略で第二の創業を進めている。保全もこれに合わせて、安定稼働を維持しながらコスト削減を強力に推進すべく、それまでの体力勝負の予防保全から、最新の技術を活用した、合理的で賢いsmartな保全へ転換した事例を紹介する。
11:15~12:05作業の効率化・容易化/設備の信頼性向上/デジタル技術を利用した改善
ドローンを活用した設備点検の高度化について
出光興産株式会社 生産技術センター
システム高度化技術室 主任部員
松尾 耕三 氏
エンジニアリング室 主任部員
小倉 剛 氏
出光興産株式会社では、ドローンを活用した設備点検の高度化を推進しており、その具体策の一つとして、主に高所におけるタンクエリア設備点検や防災活動での活用を進めている。さらに、点検中においてもガス漏洩検知ができるようにドローンにガス検知器を搭載した活用検討を進めており、本発表ではそれらの概要について紹介する。
システム高度化技術室 主任部員
松尾 耕三 氏
エンジニアリング室 主任部員
小倉 剛 氏
出光興産株式会社では、ドローンを活用した設備点検の高度化を推進しており、その具体策の一つとして、主に高所におけるタンクエリア設備点検や防災活動での活用を進めている。さらに、点検中においてもガス漏洩検知ができるようにドローンにガス検知器を搭載した活用検討を進めており、本発表ではそれらの概要について紹介する。
12:05~12:50
昼休憩(お弁当をご用意いたします)
12:50~13:40設備の管理方法・基準の見直し/予防保全・予知保全/改善活動の水平展開
デジタル技術と機械学習による革新的設備管理への挑戦
株式会社豊田自動織機
本社機構 PE部動力室動力
保全課 スタッフリーダー
荒木 直樹 氏
PE部では工場全体へのエネルギー供給しており、設備故障は工場全体の生産を阻む。故障原因追及と対策は進むも完全解消せず。機械学習手法の比較検証で、標準偏差管理と主成分分析とMT法の組合せが有効と判断し実装し予兆保全の運用を開始した事例について紹介する。
本社機構 PE部動力室動力
保全課 スタッフリーダー
荒木 直樹 氏
PE部では工場全体へのエネルギー供給しており、設備故障は工場全体の生産を阻む。故障原因追及と対策は進むも完全解消せず。機械学習手法の比較検証で、標準偏差管理と主成分分析とMT法の組合せが有効と判断し実装し予兆保全の運用を開始した事例について紹介する。
13:50~14:40設備の信頼性向上/予防保全・予知保全/デジタル技術を利用した改善
地道に積み重ねた保全力とデジタルの融合で造る設備保全の未来
マツダ株式会社
本本社工場 第3パワートレイン製製造部
素材工務技術グループ マネージャー
正木 久 氏
マツダでは永く設備を活用するため設備の保守管理の内製化を進めている。若手社員のスキル向上につなげ、さらにはデジタルを活用し老朽による多様な問題解決をすることで、現場力・保全力の向上、そして人づくり、仲間づくりへと結び付け、より高い課題解決につなげている。その活動を鍛造プレスラインの事例にて紹介する。
本本社工場 第3パワートレイン製製造部
素材工務技術グループ マネージャー
正木 久 氏
マツダでは永く設備を活用するため設備の保守管理の内製化を進めている。若手社員のスキル向上につなげ、さらにはデジタルを活用し老朽による多様な問題解決をすることで、現場力・保全力の向上、そして人づくり、仲間づくりへと結び付け、より高い課題解決につなげている。その活動を鍛造プレスラインの事例にて紹介する。
14:50~15:40設備の管理方法・基準の見直し/予防保全・予知保全
日産自動車が実践する設備ドカ停リスク管理活動
日産自動車株式会社
座間事業所 車両生産技術開発本部
プラント・メンテナンスエンジニアリング部
山根 宏貴 氏
日産では設備のドカ停を防ぐため、劣化度・生産負荷などの設備状態に基づくリスク管理活動を進めている。一例として、プレス工程では全拠点のプレス機を同一基準で評価し、優先度に基づき「精密点検」「劣化復元・修理」を効率的に実行することで、リスク低減に繋げている。本発表ではプレス工程を題材に、日産が取り組むドカ停リスク管理活動を紹介する。
座間事業所 車両生産技術開発本部
プラント・メンテナンスエンジニアリング部
山根 宏貴 氏
日産では設備のドカ停を防ぐため、劣化度・生産負荷などの設備状態に基づくリスク管理活動を進めている。一例として、プレス工程では全拠点のプレス機を同一基準で評価し、優先度に基づき「精密点検」「劣化復元・修理」を効率的に実行することで、リスク低減に繋げている。本発表ではプレス工程を題材に、日産が取り組むドカ停リスク管理活動を紹介する。
15:40~16:25
発表者との交流会
9:30~11:05
開場・受付・開会のあいさつ
※2階HULIC HALLにて受付をします
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
11:15~12:05改良保全/設備の管理方法・基準の見直し
次世代設備管理エンジニア育成のしくみ
イビデン株式会社
大垣事業場 生産統括部設備管理部
部長
高山 勝 氏
設備の保守メンテ、維持管理に携わる設備管理エンジニアの育成方法と収益に直結した活動の軌跡。設備保全の思考やマインドを人財育成を基軸に進化させていく取組みを発表する
大垣事業場 生産統括部設備管理部
部長
高山 勝 氏
設備の保守メンテ、維持管理に携わる設備管理エンジニアの育成方法と収益に直結した活動の軌跡。設備保全の思考やマインドを人財育成を基軸に進化させていく取組みを発表する
12:05~12:50
昼休憩(お弁当をご用意いたします)
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
12:50~13:40設備の信頼性向上/作業の効率化・容易化/予防保全・予知保全
ドローン及びロボットを活用したプラント設備管理の業務効率化
株式会社COBALT
ドローン、ロボット活用企画
活用企画担当
大山 勝彦 氏
プラント設備管理業務の現状と、業務効率化に期待されるドローン及びロボットの運用状況と課題及び業務効率化に適応していくために有効な活用に関して対応策の御紹介とともに、ドローン及びロボット収集データを含めたデータのデジタル化と、今後のプラント設備管理に活用が必要となる一元管理についても紹介する。
ドローン、ロボット活用企画
活用企画担当
大山 勝彦 氏
プラント設備管理業務の現状と、業務効率化に期待されるドローン及びロボットの運用状況と課題及び業務効率化に適応していくために有効な活用に関して対応策の御紹介とともに、ドローン及びロボット収集データを含めたデータのデジタル化と、今後のプラント設備管理に活用が必要となる一元管理についても紹介する。
13:50~14:40計画保全/人財育成
海外生産拠点における計画保全のための人財育成
AGC株式会社
化学品カンパニー 生産本部 基礎技術統括部
技術イノベーショングループ
佐久間 光一 氏
拡大を続ける海外生産拠点において、優秀な人財の確保・育成が課題となっており、如何に「計画保全」を進化させ、競争力を向上させるかが課題となっている。国内においては共通語として「計画保全」の認識があるが、海外拠点においてもこの認識を共有化すべく「計画保全」の教育を実施すると共に、各拠点の保全水準評価を行い共通認識の元、改善すべき課題を見出し支援につなげていく。この事例について紹介する。
化学品カンパニー 生産本部 基礎技術統括部
技術イノベーショングループ
佐久間 光一 氏
拡大を続ける海外生産拠点において、優秀な人財の確保・育成が課題となっており、如何に「計画保全」を進化させ、競争力を向上させるかが課題となっている。国内においては共通語として「計画保全」の認識があるが、海外拠点においてもこの認識を共有化すべく「計画保全」の教育を実施すると共に、各拠点の保全水準評価を行い共通認識の元、改善すべき課題を見出し支援につなげていく。この事例について紹介する。
14:50~16:25
講演・発表者との交流会
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
10:00~10:15
開会のあいさつ
10:20~11:10予防保全・予知保全/デジタル技術を利用した改善/設備の管理方法・基準の見直し
保全中期マネージメント戦略について
株式会社LIXIL
名張工場 ドア製造課工機保全係
係長
岩切 俊輔 氏
2030年に向けての課題を洗い出し実践していく中での課題の取り組みである。リソースの工数が不足するのでまず業務効率化を図るため、計画的にベース教育を実践し業務効率化ツール各種を内製化し導入することで工機保全の分析・入力工数を削減し、そのデータを使い設備のライフコスト管理ツールを導入した事例を紹介する。
名張工場 ドア製造課工機保全係
係長
岩切 俊輔 氏
2030年に向けての課題を洗い出し実践していく中での課題の取り組みである。リソースの工数が不足するのでまず業務効率化を図るため、計画的にベース教育を実践し業務効率化ツール各種を内製化し導入することで工機保全の分析・入力工数を削減し、そのデータを使い設備のライフコスト管理ツールを導入した事例を紹介する。
11:20~12:10予防保全・予知保全/設備の管理方法・基準の見直し/人財育成
工場における見えないリスクへの取組
ーインフラ設備の経年劣化事故防止への挑戦ー
ジヤトコ株式会社
事務本館3F 工務部工務課
プロフェッショナルスタッフ
渡邉 仁 氏
世の中では、インフラ設備の老朽化により、インフラ設備や建屋が損傷し、トラブル影響が増加している。弊社でも、戦前の工場を抱えており、老朽化が原因の事故が増加している。それら事故を事前に予防する為、パトロールを行いリスクの現状確認を実施した。そこでの気付きにより、経年劣化へ対応する改善活動を開始した。その活動について、事例と共に活動内容を紹介する。
事務本館3F 工務部工務課
プロフェッショナルスタッフ
渡邉 仁 氏
世の中では、インフラ設備の老朽化により、インフラ設備や建屋が損傷し、トラブル影響が増加している。弊社でも、戦前の工場を抱えており、老朽化が原因の事故が増加している。それら事故を事前に予防する為、パトロールを行いリスクの現状確認を実施した。そこでの気付きにより、経年劣化へ対応する改善活動を開始した。その活動について、事例と共に活動内容を紹介する。
12:10~12:55
昼休憩(お弁当をご用意いたします)
12:55~13:45予防保全・予知保全/設備の信頼性向上/作業の効率化・容易化
設備管理DX 頭上搬送コンベアレール摩耗自動測定装置の開発
いすゞ自動車株式会社
藤沢工場 PT製造部第三部
製造技術G
村上 雄一 氏
従来の頭上搬送コンベアのレール保守管理は、レール下を人が歩きながら目視に頼った点検を実施してきた。設備トラブルを契機に、稼働を止めずに、コンベアに搬送されながら自動で点検診断する装置の開発を行った。実機で測定したところ、従来分かっていなかったレールの摩耗特性の違いが判明した。設備管理DXの具体例として紹介する。
藤沢工場 PT製造部第三部
製造技術G
村上 雄一 氏
従来の頭上搬送コンベアのレール保守管理は、レール下を人が歩きながら目視に頼った点検を実施してきた。設備トラブルを契機に、稼働を止めずに、コンベアに搬送されながら自動で点検診断する装置の開発を行った。実機で測定したところ、従来分かっていなかったレールの摩耗特性の違いが判明した。設備管理DXの具体例として紹介する。
13:55~14:45人財育成/デジタル技術を利用した改善/予防保全・予知保全
【夢工場】に向け製造現場の働き方改革を通した人財育成
トヨタ自動車株式会社
上郷工場 エンジン鋳造部
グループ長
渡辺 照久 氏
鋳造工場の将来像【夢工場】を描いたロードマップを活用しながら、
1.デジタルの人財育成を進める為、推進する人、つくる人、活用する人に分け可視化する活動
2.これまでの概念を捨て、製造、保全、技術員室の垣根をこえ、製造しながら保全や改善できる体制を整える活動
3.グローバルでの情報共有を進める活動
を紹介する。
上郷工場 エンジン鋳造部
グループ長
渡辺 照久 氏
鋳造工場の将来像【夢工場】を描いたロードマップを活用しながら、
1.デジタルの人財育成を進める為、推進する人、つくる人、活用する人に分け可視化する活動
2.これまでの概念を捨て、製造、保全、技術員室の垣根をこえ、製造しながら保全や改善できる体制を整える活動
3.グローバルでの情報共有を進める活動
を紹介する。
14:55~15:40
パネルディスカッション
設備管理エンジニアの将来像とは(大会まとめ)
設備管理全国大会
企画委員会
企画委員会
15:40~16:25
発表者との交流会
9:30~10:15
開場・受付・開会のあいさつ
※2階HULIC HALLにて受付をします
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
10:20~11:10設備の管理方法/基準の見直し・デジタル技術を利用した改善/自主保全
経営環境の変化に応えるこれからのTPM ~SCM・CN・DXの視点~
公益社団法人日本プラントメンテナンス協会
企画管理・調査研究部
マネジャー
長澤 祐佐 氏
約半世紀にわたり、モノづくりともに歩んできたTPMは、経営目標の達成、生産革新の手段としてグローバルの展開・進化が盛んである。
本講演では、経営主導による力強い取組みから、SCMや、CN、DXなどの活動について特徴や事例、成果を紹介するとともに、これからのモノづくり・TPMを考察する。
企画管理・調査研究部
マネジャー
長澤 祐佐 氏
約半世紀にわたり、モノづくりともに歩んできたTPMは、経営目標の達成、生産革新の手段としてグローバルの展開・進化が盛んである。
本講演では、経営主導による力強い取組みから、SCMや、CN、DXなどの活動について特徴や事例、成果を紹介するとともに、これからのモノづくり・TPMを考察する。
11:20~12:10作業の効率化・容易化/安全/人財育成
コンピテンシーマネジメントによる設備保全人材の業務効率向上と安全性の確保
九州工業大学
工学部 機械知能工学科
客員教授
堀田 源治 氏
非定常作業においては災害や失敗が多発している。そこで予め担当者(個人やグループ)のコンピテンシー(行動特性)が把握できれば作業に先立ち業務への適正さを管理者が判断することが可能になり,失敗や災害を減少させることができる。本発表ではコンピテンシーの把握と管理による業務の効率化について紹介する。
工学部 機械知能工学科
客員教授
堀田 源治 氏
非定常作業においては災害や失敗が多発している。そこで予め担当者(個人やグループ)のコンピテンシー(行動特性)が把握できれば作業に先立ち業務への適正さを管理者が判断することが可能になり,失敗や災害を減少させることができる。本発表ではコンピテンシーの把握と管理による業務の効率化について紹介する。
12:10~12:55
昼休憩(お弁当をご用意いたします)
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください
12:55~13:45作業の効率化・容易化/コストダウン/環境・省エネルギー
石油化学設備流体のHSP解析とファウリング洗浄実績の紹介
株式会社ICUS
本社 CTO
関根 智一 氏
石油化学設備流体のHSP(ハンセン溶解度パラメータ)を解析し、洗浄剤を選定した。この洗浄剤を当該流体由来のファウリング(汚れ)に適用した結果、高い除去効果が得られた。本法は、実際のファウリング採取や洗浄剤を使用した溶解試験を実施することなく、流体の簡易解析のみで机上で洗浄剤を確定できる手法である。この事例について紹介する。
本社 CTO
関根 智一 氏
石油化学設備流体のHSP(ハンセン溶解度パラメータ)を解析し、洗浄剤を選定した。この洗浄剤を当該流体由来のファウリング(汚れ)に適用した結果、高い除去効果が得られた。本法は、実際のファウリング採取や洗浄剤を使用した溶解試験を実施することなく、流体の簡易解析のみで机上で洗浄剤を確定できる手法である。この事例について紹介する。
13:55~16:25
講演・パネルディスカッション・発表者との交流会
※この時間は、2階HULIC HALLにお越しください