第64回開催

【大会テーマ】

  • 設備管理全国大会企画委員会(以下、企画委員会)では、第64回大会のテーマとして、前年度までに掲げてきた主題を継承することといたしました。継続的な探究と成熟した議論を促すためです。

  • 「DX(デジタルトランスフォーメーション)」については、第62回大会から取り上げてきました。近年、さまざまな業界においてDXの導入が進み、具体的な成果事例も多く報告されるようになりましたが、技術や運用面での発展は今なお続いています。そのような状況を鑑み、引き続き本テーマを通じた最新動向の共有と課題の掘り下げを行います。

  • 「サステナブル」については、第63回大会から加わったテーマです。設備管理の分野では、設備の高度化や延命化に加え、人財の育成、教育体系の整備、技能伝承など、持続可能性に関する課題が多岐にわたっています。これらに対する具体的な取組や実践事例を取り上げることで、安定した生産体制の構築と継続的な改善を支援したいと考えています。

  • そして、企画委員会では第61回大会以降、「設備管理エンジニア」という呼称を用い、設備管理に携わる人財のステータス向上や、その役割の再評価を進めてきました。第64回大会でもこの概念をテーマとして掲げ、現場の最前線で活躍するエンジニアに焦点を当てることで、設備管理の専門性と価値の再認識を促します。

 

これら「DX」「サステナブル」「設備管理エンジニア」の3つのキーワードを基盤に、設備管理の未来像と、そこに求められる人物像について、より深く発信してまいります。

過去の大会