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●2024年3月7日(木)~8日(金)

第62回 設備管理全国大会

プログラム

● 2024年3月7日(木)〜8日(金)

第62回 設備管理全国大会

  • 2024年3月7日(木)
  • 2024年3月8日(金)

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9:30~9:45

開会あいさつ

9:45~10:15設備の管理方法・基準の見直し/デジタル技術を利用した改善/人財育成

設備管理エンジニアの困りごと
設備管理全国大会 企画委員長
JFEスチール株式会社  顧問
二階堂 英幸 氏
本大会では、各社の設備管理のキーパーソンで組織される「企画委員会」を設置し、設備管理のトレンドや今後の方向性などを議論・共有し、大会企画等に活かしている。今回はこの議論を基に、今後の設備管理エンジニアに期待される資質や価値創造を企画委員会からのメッセージとして紹介する。

10:15~11:15環境・省エネルギー/巨大設備・素材産業 × カーボンニュートラル

日本鉄鋼業におけるカーボンニュートラルへの取り組みと課題
日本製鉄株式会社 顧問
村上 英樹 氏
国内の約14%のCO2を排出している日本鉄鋼業が、2050年カーボンニュートラルという野心的な方針に対して、どのように取り組んで行くのか。これまでの経緯を含め、課題と実行内容、従来の省エネ設備から新しい脱炭素プロセスへ向かいつつある流れを紹介する。

11:25~12:25設備の管理方法・基準の見直し/デジタル技術を利用した改善/

世界共通のプラットフォームを用いた設備管理システム
ボッシュ株式会社 寄居工場
工機保全部寄居工場保全グループ マネージャー
杉田 真 氏
弊社が世界の生産拠点の一つとして、「設備管理プロセス」をどのように認識、構築し、共通のプラットフォームシステムを用い、どのようにデータのネットワーク化、共有化、DX化を実現しているかについて紹介する。

13:05~14:05設備の管理方法・基準の見直し/デジタル技術を利用した改善/計画保全

AIを活用したリスクベースメンテナンスの検討
三菱ケミカル株式会社 本社
技術本部 設備技術部 技術統括セクション マネジャー
濱本 誠一 氏
これまで熟練技術者の知識、経験に頼っていた設備の劣化損傷モード判定とリスク評価に、AI及び定量的なRBMソフトウェアを活用できるかを検討した。その結果、効率的に信頼性の高いアウトプットが可能と評価した事例を紹介する。

14:15~15:15デジタル技術を利用した改善/予防保全・予知保全/設備の信頼性向上

デジタル技術を活用した高度予兆診断への挑戦
株式会社トクヤマ 徳山製造所
設備管理グループ 設備診断チーム 主席
森 圭史 氏
プラントの高稼働率達成に向けた設備管理のあるべき姿(役割)は、安定運転の維持と保全コストの削減を図りながら重大故障ゼロを達成し、プラントの安全・安定性(高稼働率の維持)の確保と収益性向上の実現である。その実現に向けて、当社では先進技術の導入による設備管理の高度化やプラント運転の効率化への取り組みを積極的に進めている。本発表では、当社における回転機械の設備診断の現状とデジタル技術の導⼊事例について紹介する。

15:25~15:55予防保全・予知保全/デジタル技術を利用した改善/

日産生産現場におけるCBMの取組み
日産自動車株式会社 座間事業所
プラントメンテナンスエンジニアリング部
村山 伶和 氏
日産自動車の保全部門では、車両生産設備の故障予知予防(Condition Based Maintenance)のため、設備診断システムを内製開発した。栃木工場に大々的に導入したそのシステムや運用における成果及び課題について紹介する。

16:05~17:05計画保全/自主保全/人財育成

最強の保全現場力実現に向けた、マツダグループ保全の飽くなき挑戦
マツダ株式会社 本社工場
第1車両製造部 主幹
加藤 健一 氏
マツダは広島に根差し、工業で世界に貢献するべく飽くなき挑戦を続けてきた。激動の時代にあっても自分たちの技を磨き、地場サプライヤと一体になって100年に一度と言われる自動車産業の変化に立ち向かっている。地場サプライチェーンと一体となっての生き残りをかけ、マツダグループ一枚岩で設備管理力を向上させていく活動を紹介する。

17:05~17:35

発表者との交流会

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9:30~9:45

開会あいさつ

9:45~10:45デジタル技術を利用した改善/予防保全・予知保全/人財育成

JFEスチール 設備管理分野におけるDX推進
JFEスチール株式会社
海外事業推進センター 技術ソリューション部 主任部員
四辻 淳一 氏
JFEスチールにおいて推進中のDXについて実例を含めて説明する。鉄鋼業は重厚長大なインフラ業界であり、その環境の厳しさからデジタル化およびデータ活用に様々な課題が存在する。本発表ではそれら課題に対する戦略、開発例、さらにDX人材育成について紹介する。

10:55~11:55デジタル技術を利用した改善/コストダウン/人財育成

設備管理部門と製造部門によるデジタル活用と人財育成の進化
イビデン株式会社 青柳事業場
生産推進本部イビテクノ推進部 部長
寺田 直樹 氏
設備管理/製造部門が一体化した活動を基本に、従来の会議・発表大会をWeb化した形へと進化させた。また、人財不足を解消するためにデジタル化の改善内容を導入して設備の稼働状態をリアルタイムにて確認できるシステムを導入し、生産情報・原価情報等を改善・予防保全に役立てたシステムに仕上げている。人財育成のツールとして設備診断カルテも可視化が進んでいる事例を紹介する。

11:55~12:25設備の管理方法・基準の見直し/計画保全

作業実績データ活用により最適計画保全を実現する保全管理システムの開発
日産自動車株式会社 総合研究所(追浜)
車両生産技術開発本部生産技術研究開発センターデジタルエンジニアリング課
松延 淳之 氏
計画保全の実行精度と実効力を高い水準で安定させるため、①設備管理基準のDB化と点検結果の電子化による基準の見直しができ、②計画保全の実行条件や優先順位を反映した保全計画を策定し、③故障対応や点検作業から生じる課題を計画化する、保全管理システムの開発事例を紹介する。

13:05~14:05設備の信頼性向上/人財育成

配管外面腐食検査のデータ化による、保全体制の構築
住友化学株式会社 千葉工場
工務部
戸田 勝彦 氏
プラント設備の高経年化によるトラブルが増加している中、プラントメンテナンス協会では「外面腐食研究会」を開催し、外面腐食に関するトラブル事例や腐食検査データを収集・解析し、有効な保全方法などを協議し提案してきた。この研究会で提案された外観目視検査の有効性を示す事例やデータ、そして最近の検査技術などを紹介する。

14:15~14:45デジタル技術を利用した改善/予防保全・予知保全/環境・省エネルギー

ベテランを超える高精度な五感点検を目指した取り組み
富士フイルムエンジニアリング株式会社 本社
エンジニアリング事業部 課長
藤田 充紀 氏
当社では、ベテラン保全員が減少傾向にある中でも、生産設備の稼働安定化を更に進める為、「個人差のない・高精度な五感点検」に対するニーズが増している。「異音」で設備の劣化兆候に気づくことが多く、そこで「音のセンシングによる異常検知技術」について開発を進めており、その取組みについて事例を交えて紹介する。

14:45~15:15設備の信頼性向上/予防保全・予知保全/デジタル技術を利用した改善

止めるロス・止まるロス低減活動(ケーブル断線に徹底的に拘った保全予知予兆活動)
株式会社デンソー 大安製作所
セーフティシステム製造1部TPM課 課長
小田 哲也 氏
当社では、生産におけるあらゆるロスを撲滅する活動を日々行っている。
人が止めるロスでは、生産ラインの立上げから、給油などの日常保全等の人頼み作業の改善を行い、また、設備が止まるロスでは、保全DXを駆使した保全分析と長時間故障になりやすい保全泣かせのケーブル断線に徹底的に拘った事例を紹介する。

15:25~16:25デジタル技術を利用した改善/作業の効率化・容易化/改善活動の水平展開

デジタルを活用した保全の働き方改革
トヨタ自動車株式会社 上郷工場・下山工場
製造支援部 第3支援課 課長
手塚 教生 氏
デジタル(DX)を活用し、従来の保全の働き方から新しい保全の働き方に改革する取組み事例として以下を紹介する。
・メンバーを楽にさせるデジタル化を推進(ムリ、ムダ、ムラの排除)=生産性向上 
・自分たちでアプリ開発、製作 
・グローバルで情報を共有できるポータルサイト(GPSS:グローバル生産システム)の構築

16:25~16:35

大会まとめ

16:35~17:10

発表者との交流会